【掲載情報】東洋経済オンラインに平賀が『大谷翔平のような人が育ちにくい日本組織の弱点』を寄稿
2021.11.22
東洋経済新報社が運営する経済関連ニュースを中心とした情報配信プラットフォーム『東洋経済オンライン』に所長 平賀が寄稿いたしました。
渡米4年目を迎えた今季の大谷翔平選手が満票を獲得しMVPに選出されました。打ってはリーグ3位の46本塁打に100打点26盗塁を記録。投げても9勝2敗、防御率3.18、156奪三振をマークし、投打で異次元のパフォーマンスを披露。「二刀流」で日本のみならず全米の野球ファンを魅了しました。
この驚異的な活躍は、もちろん本人の強い意志とたゆまぬ努力の賜物です。しかし、彼を見守ってきた球団や監督をはじめ、周囲の素晴らしい環境がその一助として奏功したことも事実です。そして、その環境についてひもといていくと、逆説的に、旧来型雇用慣行が染みついた日本企業組織の欠陥にぶち当たります。それが「未熟なマネジメント」。大谷翔平選手の活躍が浮き彫りにした残念な日本型マネジメントについて、組織開発の観点から眺めてみます。